2018年8月3日金曜日

TRAIN SUITE 四季島(3泊4日)-6

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深遊探訪 in 庄内
TRAIN SUITE 四季島」の旅、最終日は気合を入れて早起きです! 鶴岡駅到着が518分なので4時に起床。深遊探訪 in 庄内3コースに分かれます。加茂水族館、あつみ温泉、しな織の製作工程見学の中から、私たちは、クラゲドリーム 加茂水族館を選択。

鶴岡駅からバスに乗って加茂水族館まで移動です。

加茂水族館

早朝の水族館を貸切で、奥泉館長自ら案内してくれました。

歓迎のボード

休日ともなると長蛇の列が出来る同水族館。ここを貸切でゆっくり観ることがでできるとは、流石TRAIN SUITE 四季島」ツアー。世界一のクラゲ展示数を誇り、2014年に新館オープン以降、人気はさらに高まっているようです。

奥泉館長は面白く、楽しい時間を過ごすことができました。ノリのいい館長で私たちに対する受け答えもユーモアたっぷり! クラゲってこんなに種類があるのかと驚くばかり。その中から少しだけ紹介したいと思います。クラゲの傘の縁が光っている「オワンクラゲ」は小さくてかわいい。

オワンクラゲ

観るための工夫もされており、中でもクラゲドリームシアターは圧巻です。直径5m、水量40トンの円形型の水槽に約4000匹のミズクラゲが漂っています。

クラゲドリームシアター

加茂水族館で繁殖させたミズクラゲ

この水槽、掃除が大変とのこと。酸素ボンベを背負って清掃できないんですわ・・・ 泡がクラゲにダメージを与えて破損するんだとか。クラゲは繊細なんですね。

一通り観た後はバックヤードツアーです。写真はクラゲドリームシアターの上部です。


クラゲドリームシアターの上部

見学の後、駅へ戻ると佐藤錦が振る舞われました。スーパーで買う佐藤錦より断然うまい! てっきり販売(自宅郵送)しているのかと思ったけど販売はしていないとのこと。残念・・・


車内での朝食はイタリア料理、鶴岡「アル・ケッチャーノ」です。庄内地方の食材の持ち味を最大限に引き立てた料理はどれも美味しかったです。昨日の夕暮れに採ってきたオーガニックの庄内野菜とカリフラワーとハタハタのしょっつるで作ったバーニャカウダソースは最高でした。


ヘルシーな朝食

そして驚いたのが「函館牛乳」の美味しいこと。函館市ではスーパーで売っている普通の牛乳だそうです。クルーの方がいろいろ試してこれが一番だったとのこと。


934分、新津駅に到着。駅では子供駅長さんがお出迎え。にいつ愛慈保育園の園児たちも勢揃いで百合の花束を頂きました。感謝感謝です。貸切バスに乗って燕市へ

深遊探訪 in 
新潟県燕市は日本が世界に誇る物づくりの街として有名です。200年以上の歴史を誇る「玉川堂」「鎚起銅器」の匠の技を見せて頂きました。


鎚起同期の製造プロセス

製造プロセスは興味深く、ひとつのものを作るのにも相当な労力と時間が必要。説明を聞いた後、商品を購入する時間があったので、いくつか商品を見せて頂きました。茶筒を見せて頂いたら妻がとても気に入ったので購入。妻は以前から茶筒の良いものが欲しいと言っていたので、「玉川堂」さんで購入できてよかった。茶箕(ちやみ/ちやき)もお揃いにしました。彫金の施されたビールカップ()は冷酒用にピッタリやと思い2つ衝動買いしました。


茶筒とビールカップ


茶筒と茶箕

乗車記念として頂いた小皿はおつまみ入れに最適。


乗車記念の小皿

裏側には「四季島」の刻印が入っています。これらの商品は普段使いとして愛用していきます。

貸切バスで三条駅へ向かう際、「玉川堂」七代目当主自らお見送りしてくれました


車窓を眺めながら今回一番楽しみにしていた昼食です。新潟 寿司職人による握り寿司(「せかい鮨」「鮨・割烹 丸伊」「寿司安」)を堪能!

「新潟の寿司」旨すぎる〜、これはもうヤバイでしょ()

一の膳(天然本鮪 中とろ、のど黒炙り、南蛮海老、甘鯛昆布〆、あら、)

一の膳

二の膳(鮪づけ、真いかばい貝、雲丹、いくら醤油漬け)

二の膳

水無月の酒 純米吟醸 緑川「緑」、純米 金鶴「拓」は寿司に合う! 酒どころ 新潟は水も超美味い。写真は非売品の仕込水です。

仕込水

高崎駅でサプライズ、我々のためにSL C6120(シロクイチ )がホームに入線。このお出迎えには全員ビックリ! 高崎駅では大勢の方に出迎えて頂き感動しました。SLの前で記念撮影をして旅の想い出の1ページを飾ります。


SL C6120

高崎駅を出発後、ケビン・マキューさんのピアノ生演奏を堪能。日本語が堪能なケビンさんとの記念撮影後、上野駅到着まで四季島スイート(部屋)でくつろぎました。


上野駅到着後、フェアウェルパーティーで映像を見ながら今回の旅行を振り返り、トレインクルーの挨拶で幕を閉じました。専属のカメラマンが乗車しているので、映像の編集は素晴らしく皆さん感動していたと思います。

ハイヤーで妻の実家まで送って頂き無事に今回の旅を終えました。

四季島クルーの皆様、カメラマン、関係各位の方々、素晴らしい旅をありがとうございました。

2018年8月1日水曜日

TRAIN SUITE 四季島(3泊4日)-5

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少し早めに起きて温泉を堪能。

朝食は宗八かれいの一夜干し(写真:藁納豆の下)が、すごく美味しくて朝から日本酒が飲みたくなる(

滝乃家の朝食

朝食後、8時にバスで「わかさいも本舗」へ。なんと「わかさいも本舗」へ行くのは、皆さんお疲れだったようで私たち夫婦だけ() 私たちだけのために店を早く開けて、大型バスを運行とは申し訳なく思ってしまった。お菓子の詰め合わせを頂き、ビールを試飲。そして、揚げたての「いもてん」を出してくれました。朝食を食べた後だったけど、美味しくてペロリと食べてしまいました。わかさいも本舗が作る地ビール「鬼伝説ビール」がこれまた美味い! 和菓子屋さんが地ビールを作っていることに驚きです。小日向文世さんのCMが店内で流れていましたが、新商品の「あんぽてと」も購入。いろいろ買ってクール便と通常便の2個口になりましたが送料無料はいいですね。「四季島」乗車の方は送料無料だそうです。

詰め合わせの中身
購入した地ビール

洞爺駅でニセココースの一行と合流し新函館北斗駅へ向かいます。

道中、日本一小さな駅「小幌駅」を四季島は徐行しながら、ゆっくり通過してくれるので何枚も写真を撮ることができました。現在、この駅を利用する人は皆無のようです。


小幌駅


小幌駅全景

四季島車内で函館フランス菓子「ペシェ・ミニョン」によるランチです。


アフタヌーンティー

この後「五能線コース」「縄文コース」に分かれて観光する予定だったのですが、悪天候の影響で「五能線コース」は中止の可能性があるとのこと。ランチの後、クルーの方から「五能線コース」大丈夫そうですと連絡が有りホッとしたのも束の間。いろいろ交渉してくれていたようですが結局、中止となり全員「縄文コース」に。「五能線コース」が中止になったのは今回で2回目ということでした。「北海道新幹線」「リゾートしらかみ四季島号」に乗るのを楽しみにしていたけど仕方ありません。気持ちを切り替えて「縄文コース」を満喫することに!

組紐体験を四季島車内でしましたが、思っていた以上に上手にできました。

ラウンジで津軽三味線の生演奏を聴きましたが、男性・女性共に個性があり素晴らしかった。生演奏を車内で聴くことが出来るのは至極贅沢なことだと思います。

北海道新幹線は乗ろうと思えば乗れるけど、北海道新幹線のすれ違いを堪能できるのは四季島だけだと思うと「縄文コース」で良かったかも!?

後部展望車両から撮影した北海道新幹線

深遊探訪 縄文コース
日本最大級の縄文集落跡として知られる「三内丸山遺跡」を観光。55004000年前の縄文時代を垣間見ることができます。ガイドの案内で古代ロマンを感じることができました。


三内丸山遺跡

この後、青森県立美術館でシャガールが描いた巨大な舞台背景画「アレコ」4作品を鑑賞。縦・横21m、高さ19m、四層吹き抜けの大空間に展示されている「アレコ」4作品は圧巻です! 


青森県立美術館のトレードマーク

場所を移動してディナータイム。「リゾートしらかみ四季島号」で食べるはずだったディナーを全て青森県立美術館へ運んできてくれました。「オステリア エノテカ ダ・サスィーノ」の森崎シェフによるアンティパスト・ミストをワインで堪能。こちらは絶妙な味付けでまいうーでした。


アンティパスト・ミスト

秋田「日本料理 たかむら」の夕食は日本酒で堪能。


たかむらのお弁当

車内泊でしたが列車に慣れてきたのか、ある程度寝ることができました。