2019年8月28日水曜日

熊野大花火大会 2019

2019年8月26日(月)
場所:三重県熊野市の七里御浜海岸

300年以上の歴史がある、熊野大花火大会。お盆の初精霊供養が起源とされ、現在でも初精霊供養の打上げ花火がプログラムに組み込まれています。毎年8月17日に開催されているが、今年は台風の影響で8月26日となった。

当日、朝7時から販売される「特急ワイドビュー南紀」の特急券を買いに松阪駅へ行くと既に行列ができており、帰りの便はグリーン車しか残っていなかった。帰りゆったりできるのは良いと思い躊躇わずに購入。

行きは「特急ワイドビュー南紀93号」で松阪駅を15:23に出発し熊野市駅に定刻通り17:31に到着。

商店街で昆布寿司をモスバーガー熊野店でバーガーセットを購入し、有料浜席へ向かった。熊野市駅から有料浜席までは徒歩で10分程度。



平日開催ということもあり、人出は少なめで有料浜席も空席が多かったように思う。


5人用のマス席に夫婦2人で寝転んで観覧。打ち上げ場所から近いこともあり、手持ちのカメラで全景を捉えることは無理だったが撮影してみた。超広角ズームレンズでも厳しいかもしれない。花火撮影を主体とするのであれば、もっと後ろの方がいいですね。マス席では大会プログラム、うちわ、レジャーシートが用意されている。浜ではあるが下が砂利なので座布団は持参した方が良い




見どころのひとつ『三尺玉海上自爆』は沖合400mのイカダに三尺玉を仕掛けてそのまま爆発させ、海面に直径600mの美しい半円が描かれる。また、2隻の船が全速力で走りながら、火の付いた花火玉を次々と海に投げ込む『海上自爆』は海上に見事な半円の花火が咲き誇り、その迫力は必見。



世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されている七里御浜』。世界文化遺産に指定されている場所で花火大会が開催されているのは、ここだけかもしれない。打ち上げ場所の左手に鬼ヶ城、右手に獅子巌がありますが音が凄い! 一般的な花火大会では味わえない迫力がある。




フィナーレを飾る『鬼ヶ城大仕掛け』は、鬼ヶ城の岩場に花火玉を置いてそのまま爆発させる。爆発音が岩場で共鳴し、その爆風と轟音は圧巻で会場全体が興奮のるつぼと化す。









23:00発の特急ワイドビュー南紀94号は上下線とも鹿と衝突するアクシデントがあり、1時間以上遅延。グリーン車だったので快適だったが、もはや特急ではなくなっていた(笑)


三重県に住んで10年以上になりますが、熊野大花火大会を観に行ったのは初めてで、令和元年の思い出となる素晴らしい花火大会だったと思う。

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